ベトナムのハノイ・旧市街でとにかくおすすめのグルメ7選!【2026.04】

東南アジアをまわっているバックパッカーと話をすると、「ベトナムが1番良かった」と言う人が多くいます。
その理由としてよく挙がるのが、ベトナム料理の美味しさ。
実際に、みんな口をそろえてベトナムグルメを絶賛します。
そこで、長期休みを利用してハノイに行くことにしたのですが、困ったことにベトナム料理は種類が多すぎる。
さらに、滞在する予定の旧市街には魅力的なお店がひしめき合っているではありませんか。
「何を食べるべきか」「どのお店を選ぶべきか」——そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「ベトナム・ハノイの旧市街でとにかくおすすめのグルメ7選」を紹介していきます。
ハノイの旧市街を訪れる予定のある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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ハノイの旧市街はなぜグルメが多いのか?

ハノイの旧市街には屋台や食堂、レストランが多く集まっていますが、それはなぜでしょうか。
旧市街はどんなところ?
ハノイの旧市街とは、ホアンキエム湖の北側に広がる、歴史地区でありながら観光・商業・生活が混ざっている地域です。
カフェ、雑貨屋、飲食店、土産物屋、飲み屋、ホテルなどが集まっているため、観光客が滞在しやすい人気のエリアとなっています。

旧市街は元々、1010年ごろからタンロン皇城の東側の門の外に、職人や商人が集まって発展した場所。
つまり、古い都の城下町です。
その後、フランスがベトナムを統治するようになると、新しい市街地が広がっていき、区別しやすいようにハノイ36通りは「旧市街」と呼ばれるようになりました。
なぜ旧市街には美味しいお店が多いのか?
旧市街は古くから職人や商人が多く集まっていたため、食文化や屋台文化が発展してきたといいます。
また、地元客だけでなく観光客が訪れるようになると、飲食店が集まり競争が激化してきました。
さらに、旧市街で食べ歩きやカフェ巡りが人気になってくると、自然と美味しくて評判のいいお店が生き残るようになったのです。

旧市街は飲食店の入れ替わりが激しいらしい!
ハノイの旧市街でおすすめのグルメ7選

ここからは自分が実際に旧市街に1週間滞在して訪れたなかで、本当におすすめしたいと思ったお店と料理を7つ紹介していきます。
①Cơm Tấm Măm:コムタム

コムタムはベトナム南部、特にホーチミンで人気の砕米のワンプレート料理。

砕米(さいまい)は精米の過程で割れたり欠けたりしてしまった米粒のこと。
プレートには焼き豚、目玉焼き、卵焼き、漬け野菜などがのっていて、魚醤ベースの甘じょっぱいタレをかけて食べます。
安価な砕米を使った庶民の料理なので、ベトナムでは朝食や昼食に食べる人が多いそうです。

ローカル感を感じられる料理!
『Cơm Tấm Măm』でコムタムを食べる!

まず、骨付き肉を食べやすいサイズにカットしていきます。
そして、プレートの上のご飯とおかずを軽く混ぜながら食べます。
香ばしい豚肉とタレの甘さ、さっぱりとした漬け野菜、細かな米の食感の相性が抜群。
一度食べたら病みつきになること間違いなしです。

初めてベトナムでコムタムを食べてから忘れられなくなりました。
また、「チャーチュン」のことも忘れてはいけません。
チャーチュンは卵とひき肉、春雨などを混ぜて蒸したもので、コムタムに欠かせないおかずの一つ。

中身はずっしり詰まっているものの、食感はふわふわとしており、蒸しオムレツと表現するのが一番わかりやすいでしょう。
とにかく、コムタムはプレート上のおかず、ご飯、お肉の組み合わせが何通りもあるため、食べ終わるまで飽きることがありません。
②Bun Cha Ta Hanoi:ブンチャー

ブンチャーはハノイを代表する麺料理の一つ。
細い米麺「ブン」を、炭火で焼いた豚肉「チャー」が入ったつけ汁につけて食べる、いわゆるベトナム版つけ麺です。
つけ汁は甘酸っぱい魚醤ベースで、ゴロゴロ入った焼いた豚肉と野菜やハーブ、それに麺を組み合わせて食べます。
ベトナムのサラダ素麺と言われることもあるそうです。

特に炭火で焼いた豚肉が最高!
ブンチャーは元々ハノイで「おふくろの味」に近い庶民料理として親しまれてきました。

フォーに比べると世界的な知名度は低かった。
しかし2016年、当時のアメリカ大統領だったオバマ氏がベトナム訪問中にブンチャーを食べたことで一躍注目を集め、世界の食通たちにも知られる存在となりました。
『Bun Cha Ta Hanoi』でブンチャーを食べる!

注文したのはメニューに「Recommended」と書いてある、
BÚN CHẢ TA Full Option (Grilled Pork + 02 Traditional Fried Spring Rolls + Rice noodle)
ブンチャーと揚げ春巻きのフルセットです。
つけ汁の甘酸っぱさとゴロゴロ入った豚肉のしょっぱさが絶妙。
麺とハーブや野菜を少しずつ入れて食べると、味のバランスが整えられて、いくらでも食べられちゃいます。
ベトナムといったら春巻き。
カリカリサクサクで中身はジューシー。

こちらもぜひ食べてほしい!
同じテーブルに座っていたお客さんが春巻きを注文するか迷っていたので、自分の分の春巻きを半分あげました。
③Xôi Yến:ソイ

ソイはもち米のおこわの上にトッピングをのせて食べる、ベトナムの米食文化を象徴する料理です。
トッピングは鶏肉、豚肉、卵、ソーセージなどなど、お店によって個性が出るのがソイの特徴といえます。
ベトナムではソイは朝や昼に食べるのが一般的で、街なかの屋台や食堂で買ってそのまま食べるそうです。
また、ソイには「甘いソイ」もあり、ココナッツや緑豆、ピーナッツなどをのせておやつ感覚で食べます。
『Xôi Yến』でソイを食べる!

結論から言うと、めちゃくちゃ美味しくて、好みの味すぎて1週間の滞在で3回行きました。
お世辞にも清潔感があるとは言えない店内ですが、低いテーブルと小さな椅子が、ベトナムらしいローカルな雰囲気を存分に味わえます。
注文方法は3種類のお米の中から1つを選び、さらにトッピングを選ぶという形です。
おすすめはターメリックのスティッキーライス(もち米)&チャーシュー
Xôi xéo, Xá xíu(Barbecue Pork)

今このブログを書きながら食べたい欲が高まり、次いつハノイに行こうか考え始めています。

『Xôi Yến』のソイはお米の上にマッシュポテトとフライドオニオンがのっており、これが不思議なほどトッピングの肉類とマッチします。
しかし実は、このお店の個人的な1番のポイントは一緒に出てくるきゅうりの漬物。
しっかりとした味のソイの箸休めとして、口の中をさっぱりさせてくれる名脇役という感じです。

ローカル感を味わいたい人にはめちゃくちゃおすすめのお店です!
④Banh Bun Bo:ブンボーナンボー

ブンボーナンボーはベトナムの汁なし混ぜビーフンです。
細い米麺に牛肉、もやし、ピーナッツ、フライドオニオンなどをのせ、甘酸っぱい魚醤ダレとよく混ぜて食べます。
さっぱりとした味付けのため、暑くて疲れたときでも食べやすいです。
『Bahn Bun Bo』でブンボーナンボーを食べる!

『Bahn Bun Bo』はメインのメニューがブンボーナンボーとそのお肉多めの2種類のみで勝負する、なんともストロングスタイルのお店。
混ぜて食べるにしてはずいぶん小さな器で提供されます。

はっきり言うと東南アジアで食べる牛肉って日本と比べると美味しくないんですが、ここのお店の牛肉はジューシーでとても美味しかったです。
また、米粉麺、牛肉、パパイヤと人参のピクルス、レタス、香草、ピーナッツが甘酸っぱいタレと非常によく合う。
ブンボーナンボーは日本にはないタイプの味ですが、日本人好みで親しみやすい料理です。

⑤Phở Gà Khánh Béo:フォーチョン

フォーチョンとは汁なしのフォーで、麺も具材もフォーと一緒。
平たい米の麺と鶏肉や牛肉、香草などを混ぜて食べます。
フォーはあっさりとしていますが、フォーチョンは出汁感が強く、コクがあります。
また、ブンボーナンボーと比べると麺の存在感が強く、より濃厚な味わいが特徴的です。
『Phở Gà Khánh Béo』でフォーチョンを食べる!

『Phở Gà Khánh Béo』は鶏のフォーが評判のお店で、汁ありだけでなく汁なしのフォーチョンも人気があります。
まず、たくさんのったトッピングの蒸し鶏とハーブが甘酸っぱいタレと良い感じにまとまって、とても食べやすいです。

トッピングがシンプルなのでタレの出汁感が前面に出てくる!
そして、なんといっても麺のもちもち感。
フォーと違いスープにつかっていない分、より麺の食感を楽しむことができます。
観光客向けのお店というよりはローカル店なので、ハノイの人々の日常を感じたい人におすすめのお店です。
⑥Cafe Giảng:エッグコーヒー

エッグコーヒーはハノイの名物の一つ。
濃いめのコーヒーの上にふわっとしたクリームをのせた苦くて甘い飲み物です。
上にのっているクリームは卵黄・砂糖・コンデンスミルクを泡立てたもので、「飲むティラミス」や「飲むプリン」と表現されることが多いです。
牛乳が高価だった時代に、代わりに卵黄を使ったのが始まりとされています。
『Cafe Giảng』でエッグコーヒーを楽しむ!

『Cafe Giảng』はエッグコーヒー発祥のお店とされているハノイの超人気カフェ。
常にお客さんがいっぱいいるとのことで、別のお店にしようか迷いましたが、せっかくエッグコーヒーを飲むなら1番人気のお店にしようと思い『Cafe Giang』に行きました。

実際、朝ごはんを食べた後の9時半ごろに行くと、お店の中は超満員でした。

さて、エッグコーヒーのお味はというと、まさに飲むプリン。
ドリンクというよりデザートの感覚に近いかもしれません。
おすすめの飲み方は、
- 上のクリーム部分をちょっと堪能
- 上のクリームと下のコーヒーをちょっと混ぜて飲む
- 徐々に混ぜていき、甘さから苦さを強くしていく
- 冷める前に飲みきる
常夏のベトナムではアイスのエッグコーヒーを注文したくなりますが、初めての人にはホットがおすすめ。
ホットの方がふわふわのエッグクリームのなめらかさを感じやすく、エッグコーヒー本来の魅力を味わうことができるでしょう。
⑦Blackbird Coffee:クロワッサン&コーヒー

なぜベトナムでクロワッサン?
ベトナムでクロワッサンといってもイメージしにくい人もいるかもしれません。
しかし、実はベトナムにはパン文化が根付いているんです。
なぜならフランスの植民地だった時代があるから。

ベトナムではところどころでフランスの文化が見え隠れする!
フランス由来のパン文化や製法がベトナムに入ってくると、パンだけでなくコーヒーもベトナムの日常に定着。
やがて街なかでも高品質なパン屋さんやカフェが増えていきました。
『Blackbird Coffee』でクロワッサンとコーヒーを楽しむ!

ということで、『Blackbird Coffee』でクロワッサンとアイスコーヒーを注文しました。
朝一ということで広めの2階席にはお客さんがおらず貸切状態。
コーヒーはやや苦味と酸味が強く、飲みごたえのある味。

朝からパソコン作業するのにピッタリでした。
クロワッサンは外がサクサクで中がふわふわ。
軽めで少し甘いため、コーヒーとの相性も抜群でした。

やや甘めなのはベトナム風クロワッサンの特徴!

ベトナムのカフェに行くときは、コーヒーとクロワッサンをセットで頼むことをおすすめします!
まとめ:ハノイ旧市街はグルメを楽しむために訪れたくなる街

ここまでハノイの旧市街でおすすめのグルメについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ここで、今回の記事の重要な点をおさらいしておきましょう。
この記事のポイント
- 旧市街は古い都の城下町だったため、職人や商人が集まっており、古くから屋台や食堂などの外食文化が育ってきたエリア
- 地元客だけでなく観光客も集まるようになると、食べ歩きやカフェ巡りが人気となり、自然と美味しくて評判の良いお店が生き残るようになった
旧市街のおすすめグルメ
- Cơm Tấm Măm:コムタム
- Bun Cha Ta Hanoi:ブンチャー
- Xôi Yến:ソイ
- Banh Bun Bo:ブンボーナンボー
- Phở Gà Khánh Béo:フォーチョン
- Cafe Giảng:エッグコーヒー
- Blackbird Coffee:クロワッサン&コーヒー
今回のハノイ滞在ではフォーやバインミーといったザ・ベトナムグルメも食べましたが、お店が旧市街エリアではなかったのでこの記事では紹介していません。
次回、旧市街に訪れたときには今回紹介したお店のほかに、フォーやバインミーの美味しいお店も見つけられればと思います。

