タイ人にとって肌の白さ=美しさ!?タイでは色白が異性からモテるのは本当?
クリックできる目次
タイでは肌が白い人がモテるのは本当か?

タイ人といえば褐色の肌をイメージする人も多いはず。
ところが実際にタイに行くと男女とも色白の人が多いことに驚きます。
タイ人のなかには韓国のアイドルや俳優のような白くてキレイな肌に憧れ、美白になるために努力している人が多いんです。
なぜなら、タイでは肌が白い人はそれだけで異性にモテるから!
そこで今回は、「なぜタイでは白い肌がモテるのか」を中心に紹介していきます。
仕事や旅行でタイに行くことがある人は、ぜひ読んでみてください!
あわせて読みたい
タイ人にとって肌が白い人はお金持ちというイメージ!

タイでは肌の色が白い人はそれだけでも異性にモテます。
それはなぜでしょうか?
実は、タイの人たちは肌の色の白さと黒さに以下のようなイメージを持っています。
肌の色によるイメージ
- 色白=お金持ち
- 色黒=貧乏
肌の白さと黒さで仕事を連想する
肌の色が白いということは、日焼けをしていないということ。
オフィスなどの室内で働いている人であると連想します。
つまり、学歴があってエリートで、お金も持っているというイメージになるんです。
逆に、肌の色の黒さは外で働いているということ。
タイ人にとって屋外での肉体労働は、学歴がなくオフィスで働くことができない人がする給料の安い仕事という認識です。
そのため、肌の色が黒いと貧乏というイメージになります。
肌が白いのは中国系タイ人=お金持ち
褐色の肌のイメージがあるタイ人ですが、外国人との混血が進み肌の色が白い人が増えています。
特に多いのが中国系タイ人。
富裕層が多いといわれているタイですが、そのほとんどは中国系タイ人です。
そのため、「中国系タイ人=お金持ち」というイメージになります。
ここでもまた、「肌が白い=お金持ち」と連想されるんですね。
お金持ちがモテるのは日本も同じですが、タイは日本よりも貧富の差が大きく、金銭的に余裕のある暮らしへの憧れが強いです。
そのため、お金持ちというのはタイでは1番モテる要素になります。
タイでは「肌が白い=美男美女」が当たり前!

タイでは肌が白いとお金持ちというイメージだけではありません。
なんと、肌の白さは美男美女の条件とまでいわれているんです。
日本でも色白はイケメンや美人の大事な要素とされていますが、タイではもっと凄いです。
容姿がよくなくても肌さえ白ければイケメンや美女に見えるとさえいわれています。
おそらく肌の白いお金持ちへの憧れが、しだいにタイ人のルックスへの印象にも影響を与えていったのでしょう。
バンコクや北部には色白の美人が多い
タイで美男美女が多い街といえばバンコクとチェンマイ。
バンコクは首都なので人が集まります。
日本でいうと東京に人が集まるのと同じです。
東京と同じように、バンコクにはタイ全国から美男美女が集まるということですね。
また、タイの北部の人は肌の色が白く、手足がスラッとしていて美男美女が多いといわれています。
特に、チェンマイにはキレイな人が多いといわれており、「チェンマイ美人」という言葉があるほど。
日本の秋田美人や東北美人に似ていますね。
バンコクやチェンマイに美男美女が多いのには理由があるといわれています。
それは、2つの街には中国系の血が流れている人が多いということ。
すでに説明したように、タイでは中国系との混血が進み肌の色が白い人が増えてきています。
バンコクや北部のチェンマイには、そうした中国系の血が流れている色白の人が多いため、美男美女が多いといわれているそうです。
「南部の人は肌が黒い」と言われがち
僕はタイ南部のパッタルンという街に住んでいたことがありますが、そのことをタイ人に話すと以下のように返されることがあります。

パッタルンに住んでいたことがあるよ。

南部の人はみんな肌が黒いでしょ。

女の子は南部よりもバンコクとか北部のほうが可愛いよ。
特に、女性から言われることが多いです。
肌の色に関しては、女性のほうが気にしているのでしょうか。

いやいや、南部の人の褐色の肌とか日焼けしている感じも魅力的だよ。

何いってんの?意味わかんない。
冷たくされます。
たしかにバンコクの人たちと比べると、南部にはやや浅黒い人が多いという印象があります。
タイには北部は色白、南部は色黒というイメージがあるようです。
BNK48やCGM48はみんな色白できれい
タイには日本のようなアイドルグループが何組かいますが、なかでも有名なのはAKB48グループのバンコク版であるBNK48。
このグループのメンバーを見てみると、みんな肌が白くてきれいです。
また、チェンマイには同じくAKB48グループのCGM48がありますが、こちらのメンバーもみんな色白。
なかにはやや浅黒い子もいますが、タイ人のなかでは色白といわれるでしょう。
こうしてみると、タイ人にとって肌の白さが絶対的であることがわかります。
ちなみにBNK48とCGM48のメンバーには、タイ南部出身者はほとんどいません。
いや、1人もいないかも。
本拠地がタイの中部バンコクと北部チェンマイなので、地理的な問題もあるかもしれませんね。
タイ人は美白へのこだわりがスゴい!

タイでは色白がとにかくモテるので、美白へのこだわりが強い人が多いです。
美白を手に入れるためにそこまでするのかと思うようなこともしばしば。
美白になるための努力をしている
白い肌に憧れるタイ人は、当然のように美白になるための努力をしています。
美白化粧品
色白になるための美容液やクリーム、石鹸など、スーパーや薬局にはたくさんの美白化粧品。
なかには肌が白くなる注射を打つ人や、体に悪いと知りながら肌の色が白くなる薬を飲んでいる人もいるそうです。
日焼け対策
1年中日本の夏のような暑さのタイですが、日焼けをしないように長袖を着ている人が多いです。
僕は天気がいい日に日焼けをしようとしていると、タイ人の友人から「頭おかしいんじゃないの?」といわれたことがあります。
あわせて読みたい
- 常夏のタイで長袖を着る理由はコチラ!
お化粧
また、お化粧で肌を白く見せようとするタイ人女性も多いです。
やりすぎて顔だけ異様に白くなっている人もいます。
言い方が悪いかもしれませんが、まるで志村けんのバカ殿様のように見えてしまいます。
写真加工
あとはSNSに投稿する自撮り写真。
肌が白く見えるように加工している人が多いです。
自撮り写真の加工は世界共通かもしれませんね。
タイ人女性への日本のお土産は美白化粧品が喜ばれる
タイ人女性へのお土産は日本のメーカーの美白化粧品がおすすめです。
知り合いのタイ人女性は、「日本人の女の子はみんな色白で可愛いから、日本の化粧品がほしい」といっていました。
美容やオシャレに気を使っているタイ人女性には、日本の美白化粧品を持っていくと喜ばれると思います。
ちなみにタイ人男性からお願いされるお土産No.1は、MIZUNOのサッカーのスパイクです。
美白へのこだわりが薄いタイ人もいる
もちろん、すべてのタイ人が肌が白くなりたいと思っているわけではありません。
パッタルンに住んでいたときには、僕のまわりの男性たちは日焼け対策に無関心でした。
サッカーの練習前に疲労対策のために軽く日焼け止めを塗ろうとすると、「日焼け止めなんて塗るなよ!カトゥーイかよ!」と笑われたこともあります。
カトゥーイとは日本でいうところのオネエ系という意味。
つまり、男性で美白にこだわるなんて女々しいと。
日焼けをしようとしたら頭がおかしいといわれ、日焼け止めを塗ろうとしたらバカにされ、タイとはなんと難しい国でしょう。
モテる基準は土地や文化によって変わる

タイ人にとって白い肌がどのような意味を持っているのかを説明しましたがいかがでしたか?
今回の重要なポイントは以下のとおりです。
この記事のポイント
- タイ人にとって色白はお金持ち、色黒は貧乏というイメージ
- 色白はイケメンや美人であることの大事な要素
- タイ人は美白になるために美容に力を入れている
- 体に悪いと知りながら、肌が白くなる注射や薬を使っている人もいる
- タイ人女性への日本のお土産は美白化粧品がおすすめ
タイでは日本人がモテるといわれていますが、タイ人からすると日本人は肌が白くてお金持ちのイメージがあるからだと思います。
タイで異性からモテるには、日焼けをしないことと清潔な服装がポイントですね。
また、タイ人には色白が人気ですが、逆に欧米人からはタイ人の褐色や小麦色の肌が好まれるそう。
日本人のなかにも日焼けした肌に魅力を感じる人もいるでしょう。
土地や文化、見る人によってイケメンや美人といったモテる人の基準が異なるのはおもしろいですよね。