コロナ禍でのモンゴル渡航に必要なものを紹介!2021年モンゴル渡航−準備編−

2021年6月にモンゴルの入国制限が緩和されました!ただし、モンゴルに渡航するためには用意しなければならないものがいくつかあります。すべて把握してしっかりと準備しましょう!

モンゴル行きの飛行機が運行再開!ビザなしでも渡航可能に!

2021年5月17日に新型コロナウイルス感染拡大による、1年以上続いていたモンゴルへの入国制限が緩和されたとの情報を入手。

5月18日に在日本モンゴル大使館に電話で確認したところ、たしかに日本人はビザなしでも渡航ができるようになったとのこと。

 

そして、実際に2021年6月18日にビザなしでモンゴルに渡航することができました

 

そこで今回は、コロナ禍でのモンゴル渡航のために用意したものを紹介していきます。

これからモンゴルやそのほかの海外の国に渡航する予定の人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

※入国制限や隔離措置に関する規則は、新型コロナウイルスの感染状況によって度々改正されます。
モンゴルに渡航される予定の方は、在モンゴル日本大使館や在日本モンゴル大使館、利用する航空会社から最新の情報を手に入れるようにしてください。

 

コロナ禍でのモンゴル渡航に必要なものを紹介!

コロナ禍ということで、モンゴルに渡航するには以下のものが必要になります。

必要なもの

  • 72時間以内のPCR検査の陰性証明書(英語)
  • 指定ホテルの予約を証明するもの
  • ウランバートル行きの飛行機のチケット

渡航時に不備がないように、しっかりと内容を確認しておきましょう。

 

①72時間以内のPCR検査の陰性証明書(英語)

モンゴルへの渡航に必要なPCR検査の陰性証明書には、決められた書式はありません。

ただし、以下の4点を守る必要があります。

陰性証明書の条件

  • 入国前の72時間以内に受検している
  • 英語表記で書かれている
  • 発行機関の公印がある
  • モンゴルの検疫当局の担当者が理解できる内容である

そのため、PCR検査が受けられる病院を探すときには、

英語での陰性証明書を発行してもらえる
・少なくとも受検した翌日には証明書が受け取れる

という点に着目しましょう。

 

ちなみに、僕がPCR検査を受けたのは「チームメディカルクリニック新宿」。

知人に教えてもらったPCR検査専門のクリニックですが、早くて安くておすすめです。

リンク

チームメディカルクリニック新宿:https://www.shinjuku.team-medical.or.jp/

 

僕が検査を受けたときは、もろもろの説明と検査の時間が合わせて10分くらい。

あっという間に終わると、2〜3時間ほどで検査結果がMySOSアプリに届き、英語での陰性証明書もその日のうちにPDFで受け取ることができました

 

また、料金は検査費と証明書発行費で15,400円。ほかの病院と比較しても、ここより料金が安いところはなかなか見つからないと思います。

海外への渡航のためにPCR検査の陰性証明書が必要な人は、ぜひチェックしてみてください!

 

ポイント

モンゴル入国前の72時間以内にPCR検査を受検し、英語表記の陰性証明書を発行してもらう

 

②指定ホテルの予約を証明するもの

2021年6月現在、モンゴルでは入国後に宿泊施設における7日間の隔離と、自宅における7日間の隔離が義務付けられています。

 

隔離宿泊施設は自分で予約する必要がある

モンゴル入国後の隔離宿泊施設について調べていると、「宿泊施設は当局によって自動的に決められることになっている」というのを目にします。

 

しかし、実際には指定されているホテルの予約が必須です。

指定ホテルの予約がないと、航空会社から搭乗を断られてしまいます。

 

また、ホテルを予約したことを航空会社に伝えることで、空港からホテルまでの送迎の準備に入ることになっています。

モンゴルへの渡航当日には、ホテルの予約確認書を印刷して持っておくようにしましょう。

 

当局が指定している5つのホテルから選ぶ

隔離のための宿泊施設はどこのホテルでもいいわけではなく、ウランバートル市内の5つの指定ホテルから選ぶことになっています。

隔離宿泊施設として利用できる(指定されている)のは、以下の5つのホテルです。

ウランバートル市内の5つの指定ホテル

  • Kempinski
  • Novotel
  • Tuushin
  • Ramada
  • Ibis styles

このなかから好きなホテルを選び、自分で7泊分の予約をすることになります。

1泊分の料金の目安はMNT250,000(約1万円弱)です。

これまでタイやラオスのゲストハウスに泊まるのが当たり前だった僕にとっては、これらのホテルは超高級ホテルに感じます。

 

ちなみに、僕が選んだのはKempinskiホテル

理由は、宿泊料金を調べて1番安かったからです。

 

正直、ホテルの予約サイトで探すよりも、Kempinskiホテルのサイトでメンバー登録をしてから予約するのが1番宿泊料金が安くなると思います。

 

Kempinskiホテルの予約は以下の公式ホームページからおこなえます。

リンク

KEMPINSKI HOTEL KHAN PALACE ULAANBAATAR(英語):https://www.kempinski.com/en/ulaanbaatar/hotel-khan-palace/

 

7日間の隔離日数の数え方は?

7日間隔離をどのように計算するのかわからなかったので、とりあえず日本の場合はどうなっているのか調べてみました。

検疫所長が指定する場所(自宅など)で入国(検体採取日)の次の日から起算して14 日間待機する滞在場所を確保すること

厚生労働省「水際対策の抜本的強化に関するQ&A」:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html#Q1-1

日本では14日間の隔離が求められますが、日本に到着した次の日を1日目として、15日目に隔離解除ということになります。

 

ではモンゴルではどうでしょうか?

モンゴルの場合は、入国日を7日間隔離の1日目として考えます。

そのため、7泊分のホテル予約をしておけばOKです。

※モンゴルでは入国した日を1日目として、6日目にPCR検査をおこない、8日目から自宅隔離となります。

 

ポイント

5つの指定ホテルから好きなものを選び、自分で7泊分予約して航空会社に連絡する

 

③ウランバートル行きの飛行機のチケット

コロナ禍のモンゴル渡航では、ウランバートル行きの飛行機のチケットを用意するのが一番大変です。

チケット予約がなかなか取れなくて困っている人も多いのではないでしょうか。

 

実際に、モンゴルに入国できるようになったとはいえ、飛行機が飛んでいないのですぐに渡航することはできませんでした。

 

日本−モンゴル間の航空会社といえばMIATモンゴル航空ですが、2021年6月は成田からウランバートルへ行く飛行機は2回しか飛びません。

今回僕が入国したときに見たコロナ対策の厳重さから考えると、モンゴル航空の運行数はしばらくは増えないのではないかと思います。

 

ただ、ウランバートル行きの航空会社はほかにもあります。

僕が今回利用したのはアシアナ航空です。

 

URL

 

アシアナ航空は韓国の航空会社で、成田−ソウル(仁川)−ウランバートルの便があります。

今回僕はこの便をエクスペディア(Expedia)で見つけて予約しました。

エクスペディアでの航空券の予約はこちら!

 

また、指定ホテルの予約などの情報は、アシアナ航空の日本予約営業センターの方に、電話で丁寧に教えていただきました。今後も機会があればアシアナ航空を利用したいです。

 

注意点

ビザなしでモンゴルに渡航するときは、出国するためのチケットが必要です。
30日以内に日本へ帰る往復のチケットか、ほかの国に行くチケットを必ず用意しましょう。

 

2回のワクチン接種を終えている人は入国後の隔離なし!

渡航前に新型コロナウイルスのワクチンを2回接種してから14日経っている人は、宿泊施設と自宅での隔離が免除されます。

 

※6月28日の規則の変更により、ワクチン接種を完全に終えた人も、入国後に7日間の自宅隔離が義務づけられています。

 

今のところワクチンの種類については指定されていません。

ただし、ワクチン接種を終えていてもPCR検査の陰性証明書は必要です。

 

また、2回のワクチン接種が完了していることを証明できるものを用意しなければなりません。

ワクチン接種の証明書は、以下の点を守る必要があります。

陰性証明書の条件

  • 英語表記で書かれている
  • 接種日、接種回数、ワクチンの種類、接種場所が記載されている
  • 発行機関の公印がある
  • モンゴルの検疫当局の担当者が理解できる内容である

14日間の隔離があると、観光目的でモンゴルに渡航するのは現実的ではありません。

しかし、ワクチン接種が終わっていれば、モンゴル旅行のハードルがぐっと下がりますね。

参照

外務省 海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=113760

 

わからないことは大使館と航空会社に確認する

今回のコロナ禍でのモンゴル渡航は、準備がとても大変でした。

なぜなら、正確な情報が手に入りにくかったからです。

 

そのなかでも、モンゴル渡航に関しての情報収集でお世話になったのは以下の4つです。

情報の収集源

  • 外務省 海外安全ホームページ
  • 在モンゴル日本大使館
  • 在日本モンゴル大使館
  • 利用する航空会社

 

ただ、どこに確認してもすべてを正確に把握している人はいないという印象を受けました。

特に、モンゴル渡航に必要な情報を1番知っていそうなイメージのある在日本モンゴル大使館でも、「おそらく」「たぶん」といった曖昧な言葉が多かったのが少し怖かったです。

 

それでも、日本大使館や航空会社の担当者の方には丁寧に対応していただき、無事にモンゴルに入国することができました。

 

今回あらためてわかったことは、渡航に関してわからないことは、大使館や航空会社に連絡して確認するということ。

当たり前のことですが、わからないことをあやふやなままにせず、しっかりと把握・準備しておくことで、さまざまなリスクを減らすことができます

また、コロナ禍での渡航では、常に最新の情報を手に入れておくようにしましょう。

 

コロナ禍での海外渡航は準備が大事

コロナ禍でのモンゴル渡航に必要なものを説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ここで今回の重要なポイントをおさらいしておきましょう。

この記事のポイント

  • 72時間以内のPCR検査の陰性証明書は全員必要
  • 2回のワクチン接種を終えていない人は入国後に14日間の隔離が必要
  • 隔離は宿泊施設7日間+自宅7日間
  • 隔離の宿泊施設は指定ホテルのなかから自分で選んで予約する
  • 運行数が少ないので飛行機のチケットが手に入りにくい
  • 渡航に関する情報は大使館や航空会社に聞いてみる

今回モンゴルに渡航してみて、モンゴルは新型コロナウイルスの感染対策にとても力を入れていると感じました。

PCR検査の陰性証明書やホテルの予約に関しては、少しでも不備があると、もしかしたら飛行機の搭乗や入国を拒否されてしまうかもしれません。

そのため、渡航前の準備をしっかりとおこない、問題なくモンゴルに入国できるようにしましょう。

 

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