ラオスの観光ビザ延長のためにイミグレーションへ!申請手続きは簡単!

ラオスは居心地がいいので、長く滞在したくなる人も多いでしょう。
ところが、ラオスにビザなしで入国した場合に滞在できるのは15日間だけ。
アライバルビザを取得しても30日間しか滞在できません。
しかし、イミグレーションに行けば簡単にビザの延長をすることができるんです!
そこで今回は「ラオスのアライバルビザをイミグレーションで延長する方法」について解説していきます。
ラオスに訪れる機会のある人、ノマドワーカーとしてラオスに長期間滞在したい人などは、ぜひ最後まで読んでみてください!
クリックできる目次
ラオスのアライバルビザはイミグレで延長できる!

ラオスでは入国したときに取得したアライバルビザを、イミグレーションオフィスで延長することができます。
基本的なルールは以下のとおりです。
- 最大30日まで延長可能
- 延長日数は1日単位で選べる
- 1日の延長につき20,000キープ
- 2回まで延長申請できる
- 延長日数は申請した次の日からカウントされる
出国日が決まっている場合はその日数分、まだ決まっていない場合はとりあえず30日というように申請する延長期間は自分で決めることができます。
ビエンチャンのイミグレ情報
ビエンチャンにあるイミグレーションの情報をまとめておきます。
場所
ワットタイ空港の裏の方にあります。
周りに何もないので、遠くからでも見つけやすいです。
ホテルが集まっているエリア(ナンプー広場付近)から歩いて行くのは大変なので、自転車やバイクをレンタルするか、トゥクトゥクやタクシーで向かうのがいいと思います。

自転車ならナンプー広場から片道20〜30分くらい!
営業時間
平日:8時00分~12時00分
13時00分~16時00分
土日:定休日
ただし、お昼休憩の時間は目安みたいなので、前後30分は窓口が閉まっていると考えておいた方がいいようです。

11時20分に行ったら、担当者がお昼休みに出かけたあとでした。。。
延長日数は申請した次の日からカウントされる
たとえば、1月1日に30日の延長申請をした場合、1月2日から31日までの30日間が滞在可能になります。
アライバルビザの滞在可能期間30日に延長30日がプラスされるわけではなく、申請した次の日からの30日のカウントがスタートするわけです。
そのため、申請するタイミングには気をつけなければなりません。

申請は滞在期限を過ぎてもダメだし、早過ぎてももったいない!
ビザなし入国は滞在期間を延長できない
アライバルビザを取得した場合はビザの延長ができますが、ビザなしで入国した場合は滞在期間の延長ができません。
ビザなしで入国し滞在期間を延長したい場合は、一度ラオス国外に出てまた戻ってくる必要があります。
ビエンチャンでいえば、ターナレーンからタイのノンカイに行き、またラオスに戻ってくるという、いわゆるビザランが可能です。
2024年10月現在、タイへの陸路入国の回数制限は解除されているので、ラオス〜タイ間はビザランをしやすくなっています。
【体験談】ビエンチャンのイミグレでビザを延長してきた!

ビエンチャンのイミグレーションオフィスでアライバルビザの延長ができます。
ビザの申請のためにはイミグレに2回行かなければなりません。
- 〈1日目〉アライバルビザの延長を申請する
- 〈2日目〉パスポートを受け取りに行く
申請自体はとても簡単にできました。
ここからは実際にイミグレに行ってビザ延長の申請をしたときの様子をまとめていきます。
〈1日目〉アライバルビザの延長を申請する
今回、イミグレーションオフィスには自転車で向かいました。
ナンプー広場あたりからは20〜30分くらいで行けます。

イミグレの周りの道はオフロードなので自転車の人は注意!


オフィス2階の「DEPARTMENT OF IMMIGRATION」でビザ延長の申請を行います。

今回は30日の滞在期間延長を申請します。
- 窓口でアライバルビザ延長の旨を伝え、パスポートを提示する
- 申請用紙をもらい、ホワイトボードに貼ってある記入例を見ながら申請用紙を仕上げる
- 窓口でパスポート、申請用紙、640,000キープを提出
- パスポートのコピーを受け取り、翌日14時30分にパスポートを受け取りに来るように言われる
申請用紙はラオス語と英語で書かれており、記入項目がたくさんあります。
しかし、ホワイトボードに貼ってある記入例を見ると、すべてを埋めているわけではありませんでした。


記入例からも分かる通り、かなりゆるいです。
証明写真はいらないと言われました。
支払った金額は、
- 〈20,000キープ×30日〉+〈申請手数料40,000キープ〉=640,000キープ(約4,200円)
渡されたパスポートのコピーに翌日来る時間が書いてありました。
〈2日目〉パスポートを受け取りに行く
ビザの延長を申請した翌日、14時30分にパスポートを受け取りに再びイミグレへ。
前日と同じオフィス2階の「DEPARTMEN OF IMMIGRATION」の窓口でパスポートを受け取りました。
その場でビザ延長のスタンプが押してあることを確認して終了。
- ビザ延長のスタンプとビザの有効期限は絶対にその場で確認しましょう!
以上が、アライバルビザの滞在期間延長の様子です。

2日目はパスポートを受け取りに行くだけ!
ビザ延長はビザランよりも安くて楽!

以前はイミグレーションで滞在期間を延長するよりも、ビザランをした方が安く済んでいました。
しかし、今はイミグレーションでビザを延長する方が安くなっています。
2024年10月現在、30日のビザ延長で600,000キープ(約27ドル/約3,900円)。
それに対し、アライバルビザの手数料は40ドル(約890,000キープ/約5,770円)。
そのほかの交通費なども考慮すると、イミグレでの延長の方が安くて楽といえるでしょう。

ただし、ビザランなら1日で済む!
2回滞在期間の延長後は、再びビザランでリセット
滞在期間の延長は2回しかできません。
そのため、2回延長したあと、さらにラオスに滞在したい場合は、一度国外に出なければならなくなります。
ただし、再びアライバルビザを取得し戻ってくれば、またイミグレで2回延長することが可能です。

延長回数がリセットされる!
つまり、ラオスに長期滞在したい場合は、
- アライバルビザと2回の延長で3か月滞在
- ビザランで新しいアライバルビザを取得
- アライバルビザと2回の延長で3か月滞在
を繰り返すのがお得といえます。
旅行会社が延長手続きを代行してくれる

街なかにある旅行会社が、滞在期間の延長手続きを代行してくれるサービスを行っているそうです。
ただし、すでに説明したように、延長手続き自体は難しくありません。
基本的には、自分でイミグレーションオフィスに申請に行くのがおすすめです。

忙しくてイミグレに行けない人は代行サービスに頼むのもあり!
まとめ:ラオスのアライバルビザ延長手続きは簡単!

ここまでラオスのアライバルビザ延長手続きについてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?
ここで今回の記事の重要な点をおさらいしておきましょう。
この記事のポイント
- アライバルビザはイミグレーションオフィスで延長できる
- ビザなしで入国した場合は延長できない
- 1回の申請で最大30日まで滞在期間を延長できる
- 延長したい日数は1日単位で選べる
- 1日の延長につき20,000キープかかる
- 2回まで延長申請できる(アライバルビザと合わせて最大90日)
- 延長日数は申請した次の日からカウントされる
- ビザの延長はビザランよりも安くて楽にできる
- 旅行会社にお願いすると延長手続きを代行してくれる
ビザの延長と聞くと面倒な手続きがあるイメージをしていましたが、実際は申請用紙をちょこっと書いて提出するだけの簡単なものでした。
ただ、イミグレーションオフィスが街なかから少し離れているので、2日に分けて行くのは非常に面倒です。
また、アライバルビザの延長を申請できるのはビエンチャンのイミグレーションだけではありません。
滞在している街にあるイミグレーションでも延長できるかもしれないので、気になる人は各イミグレに問い合わせてみてください!