カトマンズからバクタプルへのバスでの行き方を紹介!乗車賃のぼったくりに注意!

とにかく伝えたいこと

カトマンズからバクタプルへ安く行きたい人はバスでの移動がおすすめ。片道50ルピーで、バクタプルのダルバール広場から徒歩10分ほどの場所まで行けます。ただし、バスの乗車賃のぼったくりに気をつけましょう。

ネパールのカトマンズへ訪れる人の中には、ちょっと足を延ばしてバクタプルまで行く人も多いでしょう。

大気汚染がひどくなく、落ち着いた雰囲気のあるバクタプルは、旅行客に人気の観光地です。

 

そんなバクタプルへはバスやタクシーで行くことができますが、気をつけなければならないこともあります。

 

そこで今回は、「カトマンズからバクタプルまでバスで行く方法」について紹介して行きます。

バクタプルへ行く機会がある人は、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

カトマンズからバクタプルへ行く方法を紹介!

カトマンズの街の路肩に停まっているバス

バクタプルはカトマンズのタメル地区から東へ約12kmの場所にあります。

空港の向こう側とイメージするとわかりやすいかもしれません。

 

そんなバクタプルへ行く方法は、

  • 直通バス
  • タクシー

の2つがあります。

 

バクタプルへの移動はバスが安くておすすめ!

バクタプル行きのバス

カトマンズからバクタプルへはバスで行くことができます。

バスで行く場合

料金:50ルピー以下(料金が正確でない理由は後で解説します)

所要時間:約1時間

ネパールの50ルピーは日本円で約56円なので、日本的な感覚からすると衝撃的な安さです。

 

また、バクタプルへはタクシーを利用して行く人もいます。

タクシーで行く場合

料金:1000ルピー以上

所要時間:約30〜40分(渋滞に引っかかると約1時間)

ネパールの1000ルピーは日本円で約1133円なので、日本的な感覚からすると充分安いと感じるでしょう。

 

バクタプル行きのバスの乗車方法は難易度が高くありません。

そのため、できるだけ費用を抑えて旅をしたい人はバスがおすすめです

バクタプルが終点なのでわかりやすい!

 

バス乗り場はタメル地区から歩いていける場所にある!

Bhaktapur Bus Park

おそらくカトマンズに訪れる人の多くが宿泊するであろうエリア「タメル地区」。

そんなタメル地区から、バクタプル行きのバスが発着するバス停へ歩いていくことができます

このバス停の呼び方は、

  • Bhaktapur Bus Park
  • Bhaktapur Bus Station
  • Bhaktapur Mini Buspark

といくつかあるようです。

ただ、現地の人に「バクタプルへ行きたい」とか、「バクタプル行きのバス」と尋ねれば、この場所を教えてくれるはずです。

私のホテルからは歩いて15分くらいでした。

 

バス停へ行くときはラトナ公園が目印

ラトナ公園通りに停まるバン

バス停へ向かうときの目印はラトナ公園

ラトナ公園の北側のラトナ公園通りを東に進むと歩道橋(Ratnapark sky bridge)があります

その歩道橋を渡ったすぐ右側が「Bhaktapur Bus Park」です。

ラトナ公園通りにもバスが停まっていますが、そこではありません。

 

どのバスに乗ればいいのかは、バスの運転手さんや料金徴収係らしき人に「バクタプル」と尋ねてみてください。

次に出発するバクタプル行きのバスがどれかを教えてくれるはずです。

 

バクタプル行きのバスは乗車賃のぼったくりに注意!

バクタプル行きのバスで、私はぼったくりに遭いました。

今回、私が1番伝えたいのはコレです。

 

【体験談】料金徴収係が乗車賃をぼったくってきました

バクタプルへ向かうバスでは、私は1番後ろの席に座っていました。

乗車賃はバクタプル到着後に料金徴収係が前から回収していき、払った人からバスを降りて行きます。

自然と私は1番最後に支払うことになりました

 

いくら?

料金徴収係

500ルピー

私は自分の耳を疑い、もう一度聞き返しました。

えっ?いくら?

料金徴収係

500ルピー

これはヒドい。

いくらなんでも高すぎます。

いやいや、ありえないでしょ。

料金徴収係

300ルピー

本当に言ってる?

料金徴収係

100ルピー

料金がどんどん下がって行きますが、こうなったら私も闘います。

OK、運転手さんに確認しよう。

平和だった時のバス車内

運転席に座っていた運転手さんに尋ねます。

運転手さん、バスの乗車賃はいくら?

運転手さん

50ルピー

でも彼(料金徴収係)は500ルピーって言ったよ?

運転手さん

いや、50ルピーだ。

あくまでも冷静に、料金徴収係に問います。

50ルピーだってさ。なんで君は500ルピーって言ったの?

料金徴収係

。。。

運転手さん、彼(料金徴収係)には500ルピーって言われたんだけど。

運転手さん

いや、50ルピーだ。

50だって。なんで500なの?

料金徴収係

。。。冗談だよ。

これ以上問い詰めるのは可哀想なので、50ルピーを払ってバスを降りました。

 

正直、50ルピーが正規の料金かはわかりませんが、まあこのくらいが妥当だと思います。

バスを降りて歩いている私に向かって、料金徴収係の彼は申し訳なさそうに、

料金徴収係

(指をさしながら)バクタール広場はあっちだよ!

と大きな声で教えてくれました。

 

我ながらタチが悪い性格をしていると思いますが、こういう時のために私は英語を勉強してきたのだと思います。

 

バスの乗車賃をぼったくられないようにするには?

カトマンズ発バクタプル行きのバスには乗車券はありませんでした

そのため、料金徴収係は海外からの旅行者に対して、自分のさじ加減で料金をちょろまかすことができてしまいます。

 

そこで、乗車賃をぼったくられないようにするための方法を考えてみました。

 

①乗車前に料金を確認する

乗車前にバクタプルまでの乗車賃がいくらかを確認しておきましょう

そこでもぼったくってくる料金徴収係がいたときは、運転手さんや周りの人にも聞いてみてください。

私はまさかバスでぼったくられるとは思っていなかったので確認していませんでした。

 

②料金を言われる前にこちらから50ルピー払う

こちらから先に50ルピーを渡せばいいんです

お金を回収しに自分のところにきた時に、いくら払えばいいか言われる前に、自分は知っていますよという態度で50ルピーを渡しましょう。

少なくとも50ルピー以上ではないはずです。

 

もし50ルピー以下であれば、真面目な料金徴収係ならお釣りをくれると思います。

 

カトマンズ行きのバスの出発場所は到着時と同じ

バクタプルのバス停

バクタプルからカトマンズへ帰るバスは、到着した時と同じバス停から出発します。

バスの近くにいる運転手さんや料金徴収係らしき人に「カトマンズ」と尋ねれば、カトマンズ行きのバスを教えてくれます。

帰りもぼったくられないように注意しましょう!

 

まとめ:ぼったくりも越えなければいけない壁

バクタプルへのバスでの行き方を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ここで、今回の記事の重要な点をおさらいしておきましょう。

この記事のポイント

  • カトマンズからバクタプルへバスで行く場合、料金は50ルピー以下、所要時間は約1時間
  • タクシーで行く場合、料金は1000ルピー以上、所要時間は約30〜40分
  • バクタプル行きのバス乗り場はタメル地区から歩いていける
  • バスの料金徴収係がぼったくってくるので注意が必要
  • 乗車前にあらかじめ料金を確認しておくと騙されない

 

安く旅をするためには、それなりに乗り越えなければならない壁があります。

今回私が遭遇したぼったくりも、多くの壁のうちの一つでしょう。

 

そんな壁を乗り越えた充実感を噛み締め、これでまた一つ旅の思い出が増えたと、バクタプルの街を歩きながらほくそ笑むのでした。

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