インドのe-Tourist Visaを取得【2023年8月】インドビザの申請は面倒くさい?
日本のパスポートは強い!といってもビザ(査証)がないと入れない国はそこそこあります。
インドもそのうちの1つ。
今回私はインドに入国するためにオンラインで取得できるe-Visaを取得しました。
インドに旅行に行く場合、ビザの取得方法はいくつかありますが、このe-Visaが一番おすすめ。
しかし、申請作業が少し面倒なため、なんの情報もなく申請しようとするとかなり大変です。
そこで今回は、「インドのe-Tourist Visaを取得する前に知っておくといい情報」を紹介していきます。
インドに旅行で訪れる予定の人は、ぜひ最後まで読んでみてください!
【注意】e-Visaの申請方法に関しては、ルールがコロコロ変わるみたいなのと、長くなりすぎるので詳しくは紹介できません。
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インドに入国するためにはビザが必要!
観光目的であってもインドに入国するときにはビザが必要です。
インドのビザを取得するには、以下の3パターンがあります。
インドビザ取得方法
- インド大使館・総領事館でビザを取得
- 入国時に国境や空港でアライバルビザを取得する
- 渡航前にe-Visa(オンライン申請)を取得する
大使館・総領事館で申請する
日本には東京のインド大使館と大阪の在大阪インド総領事館があります。
中部地方より東側は東京のインド大使館、近畿地方より西側(沖縄県を除く)は在大阪インド総領事館での申請が可能です。
ちなみに、沖縄県は東京のインド大使館ですよ。
アライバルビザ
アライバルビザとは、事前にビザを用意して渡航するのではなく、国境や空港に着いてから取得するビザのこと。
日本のパスポートを持っている人は、インド入国時にアライバルビザを取得することができます。
つまり、事前にビザを用意する必要がないということです。
インドでアライバルビザが取得できるのは日本と韓国とUAEのパスポートを持つ人だけみたい!
e-Visa(オンライン申請)
e-Visaはオンラインで申請するタイプのビザ(査証)です。
いわゆる電子渡航認証(ETA)というやつですね。
スマホやパソコンだけで完結できるので、大使館・総領事館で申請するよりも時間がかからず、アライバルビザよりも確実で安心といえます。
私が今回(2023年8月)申請したのもこちらです!
今回取得したe-Visaの詳細を紹介!
今回は急遽インドに行くことになり、なおかつ滞在期間もはっきりとはわからなかったため、一番長く滞在できる 「eTOURIST VISA」 を選びました。
取得したeTOURIST VISAの詳細は以下のとおりです。
eTOURIST VISAの詳細
ビザの種類:eTOURIST VISA
入国可能回数:マルチプル(期間内なら何回でも入れる)
ビザ申請手数料:25ドル
ビザの有効期間:5年間
最大連続滞在日数:179日
1暦年可能滞在日数:180日
また、初回のみ指定の空港・港からしか入国することはできません。
入国できる空港・港
- アーメダバード、アムリトサル、バグドグラ、ベンガルール、ブバネーシュワル、カリカット、チャンディーガル、チェンナイ、コーチン、コインバトール、デリー、ガヤ、ゴア(ダボリム)、ゴア(モパ)、グワーハーティー、ハイデラバード、ジャイプール 、カンヌール、コルカタ、ラクナウ、マドゥライ、マンガロール、ムンバイ、ナーグプール、ポートブレア、プネー、ティルチラパリ、トリバンドラム、バラナシ、ヴィシャカパトナムの30の空港
- チェンナイ、コーチン、ゴア、マンガロール、ムンバイの5つの港
出国、あるいは2回目以降の出入国は、上記以外の空港、港、陸路でも可能であるとのことです。
e-Visa申請のに必要なものは?
今回(2023年8月)インドへ渡航するにあたり eTOURIST VISA の申請をしましたが、そのときに必要だったものは以下の5つです。
e-Visa申請に必要なもの
- パスポート
申請するときにパスポート番号などの情報を入力します。 - PDF形式のパスポートの顔写真ページの画像
詳しくは下の方で説明しています。 - 2インチ×2インチの白背景の証明写真のJPEGデータ
詳しくは下の方で説明しています。 - クレジットカード or Paypal
ビザの申請手数料を支払うときに必要です。 - インドで滞在する場所の情報(ホテルなどの名前・住所・電話番号)
申請するときに入力するだけなので、ホテルの予約証明書などは必要ありません。
2023年8月現在、インドのe-Visa申請、インドへの入国には、新型コロナのワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明書は必要ありません。
インドのe-Visa申請で面倒なところは?
今回インドのe-Visaを申請してみて、少し面倒だと思った点をまとめてみました。
e-Visa申請の面倒な点
- オンライン申請はすべて英語
- 申請のために入力しなければならないことが多い
- 証明写真が2インチ×2インチの白背景
- PDF形式のパスポートの画像
オンライン申請はすべて英語
当然ですが、インドのビザ申請はインド政府のサイトで行うため、すべて英語で手続きしなければなりません。
英語が得意な人であれば苦ではないのかもしれませんが、苦手な人にとってはかなり難しく感じる作業です。
申請のために入力しなければならないことが多い
なんといってもe-Visa申請時に入力しなければならない情報が多いのが面倒です。
ただ、絶対に避けては通れません。
疲れる作業ですが一つ一つ間違えないように入力していきます。
証明写真が2インチ×2インチの白背景
海外旅行好きな人やバックパッカーで色々な国をまわっている人なら証明写真を何枚か持っているでしょう。
私も3種類の証明写真を計10枚ほど持っています!
しかし、インドのビザ申請に必要な写真を持っている人は少ないと思います。
なぜならインドのビザ用の証明写真は、ほかの国とは少し規定が異なるからです。
インドのビザ用証明写真
- 2インチ×2インチ
- 背景白(青はダメ)
- 350ピクセル×350ピクセル以上
この証明写真のルールがけっこう厳しいようで、
- スマホで撮った写真を使った
- ほかのサイズの証明写真を自分でトリミングした
- 背景が青だった
などといった場合には、申請が通らないことがあるそうです。
そのため、証明写真は写真屋さんで撮ってもらうのがベストだと思います。
2インチ×2インチ、白背景が撮れる証明写真機があればそちらでもいいでしょう。
- インドのオンラインビザ用にバンコクの写真屋さんに行った話!
PDF形式のパスポートの画像データ
PDF形式のパスポート(名前や顔写真などの情報が載っているページ)の画像データも必要です。
こちらは旅慣れている人やパソコン操作に慣れている人であれば、それほど難しくはないかもしれません。
パスポートの写真はコピー機を使ってデータ化
自分は心配性なので、パスポートの写真はコピー機でデータ化してスマホに移してあります。
そのままパスポートをスマホで撮って使ってもいいのかもしれません。
ただ、光の加減などが難しく、難癖つけられてビザ申請が通らなかったりするのが嫌なので、コピー機を使ってキレイなJPEG画像データとして持っています。
JPEGからPDFに形式を変える
自分はAdobeを利用しているので、Adobe Acrobatを使用してJPEGからPDFに形式を換えました。
ほかにもアプリやサイトを使ってJPEGからPDFに形式を変えることができます。
面倒ではありますが、大変な作業だ!と構える必要はありません。
まとめ:ビザの申請はなるべくお早めに!
インドのe-Tourist Visaを取得する前に知っておくといい情報について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ここで、今回の記事の重要な点をおさらいしておきましょう。
この記事のポイント
- インドのビザはオンラインでも取得できる
- 観光目的で一番長く滞在できるのはeTOURIST VISA
- e-Visaの申請に必要なものは以下の5つ
・パスポート
・PDF形式のパスポートの顔写真ページの画像
・2インチ×2インチの白背景の証明写真
・クレジットカード or Paypal
・インドで滞在する場所の情報(ホテルなどの名前・住所・電話番号) - 申請はすべて英語で、入力情報がかなり多い
- 証明写真は規定のサイズがあり審査が厳しい
ちなみにですが、私のビザが発行されたのは申請した次の日でした。
申請したのが出発の6日前だったのでかなり心配していましたが、無事に発行されて安心しました。
みなさんはe-Visaを取得するときには、日程に余裕をもって申請しましょう。
ギリギリになってしまうと、申請が通らなかったときにやり直しがきかなくなってしまいますからね!
最後に、こちらのサイトでインドのe-Visa申請ができます。
偽の申請サイトがいくつか存在し、手数料をだまし取る詐欺もあるみたいなので十分注意してください!
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