空路でのインド入国〜国内線乗り継ぎの流れを紹介!インド・シッキム州への旅①
2023年9月に初めてインドへ渡航しました。
目的地はインド北東部にあるシッキム州のガントク。
実際にインドに来てみると、思っていたよりも所々のチェックが厳しかったです。
そのため、初めてインドへ行く場合には、渡航に必要なものや入国の流れを事前に知っておくべきだと感じました。
そこで今回は、「空路でのインド入国から国内線に乗り継ぐまでの流れ」について解説していきます。
インドへの渡航予定のある人やインド入国に不安がある人は、ぜひ最後まで読んでみてください!
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タイからインド・シッキム州ガントクへの旅【2023】
今回、私はタイのバンコクからインドのシッキム州ガントクへ行くことになりました。
通ったルートは以下のとおりです。
タイからインド・シッキム州ガントクへ
- タイ・バンコク
⬇飛行機 - インド・コルカタ
⬇飛行機 - インド・バグドグラ
⬇タクシー - インド・西ベンガル州シリグリ
⬇バス - インド・シッキム州ガントク
この記事では、①タイ・バンコクから③インド・バグドグラの空港へ向かうまでの様子を紹介していきます。
- この記事の続き「バグドグラ空港からガントクまでの旅のあれこれ」はこちら!
Ⅰ)バンコクからコルカタへ〜インド入国〜
私はタイのバンコクに滞在していたので、まずスワンナプーム国際空港から中継地であるインドのコルカタ空港へ。
コルカタの空港の正式名称はネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港というらしいですが、長すぎるのでここではコルカタ空港とします。
今回利用した航空会社はインドのスパイスジェット(SpiceJet)です。
入国時のあれこれ
- 入国審査はコルカタ空港で受けた
- 同じ航空会社を乗り継いだが預け入れ荷物は一旦受け取った
- このタイミングでATMでルピーをおろしておいた
入国審査はコルカタ空港で受けた
入国審査はコルカタ空港に着いたタイミングで受けました。
流れはシンプルで、
- 事前に申請し取得していたビザ(査証)を見せる
- 質問をいくつか受ける
- パスポートと印刷しておいた e-Visa(G-mailのページ)にスタンプを押してもらう
だけです。
そして質問の内容は、
- 目的地は?
- 何日滞在するの?
- インドに来るのは初めて?
といった簡単なものでした。
事前にe-Visaを取得していたから、すんなり通過できたのかも!
同じ航空会社を乗り継ぐ場合も預け入れ荷物は一旦受け取る
自分は今回バンコク→コルカタ、コルカタ→バグドグラのどちらも、インドの航空会社スパイスジェットを利用しました。
同じ航空会社を乗り継ぐ場合、基本的に預け入れ荷物は最初に預けてから最終目的地まで受け取ることはありませんよね。
しかし、今回はコルカタで入国審査を受けたあと、一度預け入れ荷物を受け取り、再度チェックインし直す必要がありました。
このとき、空港の警備員なのか警察官なのかわかりませんが、出発ロビーに入るにときに予約してある航空券を厳しくチェックされました。
なんでかわかりませんが5分くらい調べられました。
ビザ・航空券(往復)・ホテルの予約状況などはなるべく印刷しておき、求められたらすぐに見せられるように準備しておくといいですよ。
このタイミングでATMでルピーをおろしておいた
初のインドということもあり、このあとどこで現金が必要になるのか、現金をおろせるタイミングがあるのかわかりませんでした。
そのため、入国したこのタイミングでATMを利用して現金をおろしておくことに。
結果として、次のバグドグラ空港に着いてからすぐに現金が必要になり、またATMを探す時間もなかったので、入国したタイミングでおろしておいて正解でした。
バグドグラに着いてからはバスの時間が迫っていたので急いでバタバタしてました。
Ⅱ)コルカタからバグドクラへ〜国内線乗り継ぎ〜
6時間の乗り継ぎをコルカタ空港で過ごしたあと、スパイスジェットで飛行機での最終目的地であるバグドグラ空港へ行きます。
国内線乗り継ぎ時のあれこれ
- もう一度チェックイン&預け入れ荷物の確認
- 搭乗前に荷物の重さを厳しくチェック
もう一度チェックイン&預け入れ荷物の確認
ここでもう一度チェックインをします。
ちなみに、自分は荷物が多いので、預け入れ荷物の25Kg分の超過料金を事前予約で支払っていました。
ただ、同じ航空会社を乗り継ぐのに、経由地でいったん預け入れ荷物を受け取るのは初めてのこと。
そのため、「まさか事前に支払っていた超過料金はバンコク〜コルカタ間の分だけだったのかも」と心配に。
しかし、チェックインのときに係の人に確認すると、ちゃんと乗り継いだあとの分も含まれていました。
搭乗前に荷物の重さを厳しくチェック
搭乗直前の手荷物の重量チェックはかなり厳しかったです。
持ち込める手荷物は7kgまでなのですが、係の人が測りを使って一人ひとりチェックしていきます。
オーバーしてしまった人たちは「荷物を減らさないと搭乗できない」と言われていました。
チェックインのあとにたくさん買い物をしていたインドの人たちは大混乱。
重量チェックを回避するためにあの手この手を使う様子は、悪知恵をはたらかせるMr.ビーンを彷彿とさせていました。
係の人にバレないようにすでに重量チェックを通過した人にリュックを投げ渡す人も!
インド入国に必要なものを紹介!
インドを旅行するのに必要なものはいっぱいあると思います。
ただ、入国するために本当に必要なものは以下の3つです。
インド入国に必要なもの
- パスポート
- ビザ(査証)
- 往復航空券
パスポート
どこの国へ行くときにもパスポートは必要ですが、インドへ行く場合には有効期限が6か月以上残っていなければなりません。
滅多に海外に行かない人の場合、
- 有効期限がすでに切れていた
- 有効期限が6か月を切っていた
という話をたまに聞きます。
インドへの渡航が決まったら、必ずパスポートの有効期限を確認しておきましょう。
ビザ(査証)
インドはビザがないと入国することができません。
そこで今回、インドへ渡航するためにe-Visaを取得しました。
e-Visaはオンラインで申請・取得するタイプのビザ。
大使館で申請するより楽で、アライバルビザより安心なのでおすすめです。
- インドのe-Visa取得の話はこちら!
往復航空券
国や入国管理局によっては出国用のチケットを確認されないこともあります。
ちなみに最近タイへ入国するときには確認されません。
しかし、インドは入国にはビザが必要ということからも、入国審査は厳しめと考えたほうがいいでしょう。
ということで、インド行きの航空券だけでなく出国用の航空券も用意しました。
ただし、インドでの滞在期間と次の行き先はまったくの未定。
そのため、捨てチケットとして一番安かったネパール行きのチケットを予約し、入国後にキャンセルしました。
捨てチケットとは?
バックパッカーやノマドワーカーに多いのですが、帰国日や滞在日数を特に決めずに海外へ行く場合、片道の航空券を予約しますよね。
しかし、出国用のチケットがないと入国や飛行機への搭乗を拒否されてしまう可能性があります。
そこで、その国を出国する意思がある(不法滞在しない)ことを証明するために、ほかの国へ行く航空券を予約する必要があるんです。
ただ、その航空券は無駄になってしまう可能性が極めて高いです。
そのため、なるべく安い航空券やキャンセルしやすい航空券を選ぶ必要があります。
インドへ渡航するときは必要書類はすべて印刷しておく!
今回インドへ渡航してみて一番思ったことは、必要な書類はすべて印刷しておくべきだということです。
ここまでにも説明してきたとおり、インドへ入国するときには、とにかく何かをチェックされる機会がとても多くありました。
ということで、渡航前に以下の書類をしっかりと印刷しておくことをおすすめします。
印刷しておくべき書類
- パスポートの顔写真のページのコピー
- 取得したビザ(承認メールのページ)
- 往復航空券の予約証明書
- ホテルの予約証明書(できればあったほうがいい) など
パスポートのコピーは何かあったときのために用意しておきましょう!
これらの書類は、係の人や警備の人に要求されたときにすぐに見せられるようにファイルに入れて持ち歩くのがおすすめです。
スマホやタブレットで見せることも可能ですが、
- バッテリー切れ
- インターネットに繋がっていない
などの理由で、見せたくても見せられない状況があります。
こうした事態を回避するためにも、必要な書類をしっかりと印刷しておくようにしましょう。
まとめ:入国する前に準備をしっかりとしましょう!
空路でのインド入国から国内線乗り継ぎまでの流れを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ここで、今回の記事の重要な点をおさらいしておきましょう。
この記事のポイント
- 入国審査はインドで最初に着いた空港で受けた
- 同じ航空会社を乗り継いだが、預け入れ荷物は経由地でいったん受け取り、乗り継ぎ地でもう一度チェックイン
- スパイスジェットは機内持ち込み荷物の重量チェック(7kg)が厳しかった
- インドへの渡航、入国で必要なものは以下の3つ
パスポート
ビザ(査証)
往復航空券 - 必要な書類はすべて印刷しておき、すぐに見せられるようにしておく
旅行に慣れていない人や英語が得意ではない人は、入国審査や乗り継ぎについて事前によく調べ、用意できるものは用意しておくようにしましょう。
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