預け入れ荷物は到着日に受け取れない!?2021年モンゴル渡航−入国〜隔離編−

モンゴル入国後に隔離が必要な場合は、すぐに入国審査が終わるとすぐにホテルに移送されます。預け入れ荷物も受け取ることはできません。そのため、すぐに必要なものは預け入れ荷物に入れないようにしましょう!

コロナ禍でのモンゴル入国〜隔離の体験談を紹介!

 

※10月15日の規則変更により、ワクチン接種の有無、新型コロナウイルス感染症罹患の罹患の有無にかかわらず、入国したあとのPCR検査、入国したあとの14日間の自宅待機が求められることになりました。
これにより宿泊施設(ホテルなど)での隔離はなくなったということになります。

2021年6月にビザなしでモンゴルに入国しました。

コロナ禍ということで飛行機到着から入国、そして隔離ホテルに向かうまで徹底した感染対策。

いつもの海外渡航とは異なる雰囲気に、かなりドキドキしました。

 

そこで今回は、モンゴルに到着してから入国手続き、ホテルへの移送などの体験談を紹介します。

モンゴルへの渡航を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

※入国制限や隔離措置に関する規則は、新型コロナウイルスの感染状況によって度々改正されます。
モンゴルに渡航される予定の方は、在モンゴル日本大使館や在日本モンゴル大使館、利用する航空会社から最新の情報を手に入れるようにしてください。

 

モンゴル渡航に必要な3つのもの

 

コロナ禍ということで、モンゴルに渡航するには以下のものが必要になります。

必要なもの

  • 72時間以内のPCR検査の陰性証明書(英語)
  • 指定ホテルの予約を証明するもの
  • ウランバートル行きの飛行機のチケット

 

モンゴル渡航に必要なものの詳細については、以下の関連記事をご覧ください。

 

新型コロナウイルスのワクチンを2回接種している人は、入国後の隔離がないため、ホテルの予約は必要ありません

飛行機のチケットは運行数が少ないため、手に入れるのが難しくなっています。

また、ホテルについても飛行機のチケットが予約でき次第、早めに予約しておくようにしましょう。

 

モンゴル入国からホテル隔離までの流れ

①モンゴル到着から入国まで

コロナ禍でのモンゴル入国は、いつもの海外入国とは異なりました。

到着から入国まで

  • 名前を呼ばれた順番に1人ずつ飛行機を降りる
  • 検温やアルコール消毒、72時間以内のPCR検査の結果の確認
  • 入国審査を受ける

 

1.名前を呼ばれた順番に1人ずつ飛行機を降りる

飛行機がウランバートルの空港に到着しても、すぐに降りることはできません。

1人ずつ名前を呼ばれて、その順番に飛行機を降りていきます

隔離先への移送の関係で、予約しているホテルごとに名前が呼ばれるみたいです。

 

僕は運良く最初に名前が呼ばれ、一番に入国することができました。

しかし、1人ずつ入国手続きをおこなうため、最後まで名前が呼ばれないとかなりの時間待つことになります。

 

ポイント

入国までに数十分、下手をすると1時間以上かかるかもしれない

 

2.検温やアルコール消毒、72時間以内のPCR検査の結果の確認

名前を呼ばれて飛行機を降りると、検温やアルコール消毒、72時間以内のPCR検査の結果を確認していきます。

 

3.入国審査を受ける

飛行機を降りてすぐの通路に、仮設の入国審査スペースが設けられています

そこで入国審査を受けるので、飛行機を降りてから入国まではあっという間です。

 

ちなみに、飛行機のなかで配られた入国カードは確認されませんでした。

心配だったので審査担当者に「入国カードは見ないんですか?」と聞くと、「いらない」といわれました。

 

ポイント

少しでもスムーズに行くよう、パスポートやPCR検査の陰性証明書、ホテルの予約確認書は、すぐに提示できるように準備しておく。

 

②宿泊施設への移動

入国手続が終わると、そのまますぐに車に乗ってホテルまで移動。

この車での移動費も、あとでしっかりと徴収されます。

 

出国前に空港で預けた手荷物は、到着日には受け取ることができず、翌日以降に受け取ることになります。

 

ポイント

当日必要なものは預け入れ手荷物に入れず、機内に持ち込むようにする

 

空港からホテルまでは、まるで要人かのようにパトカーに先導されての移動でした。

しかし、ウランバートルは交通渋滞が多いので、パトカーがサイレンを鳴らしても周りの車が避けられないことも

何度かちょっとした渋滞に巻き込まれていました。

 

ホテルに到着すると検温やアルコール消毒をして部屋まで直行。

そのまま7日間の隔離に入ります。

 

③7日間のホテル隔離

モンゴル入国日を1日目として、7日間の隔離生活が始まります。

6日目にPCR検査がある以外は、部屋から出ることはなく、人と会うこともありません

 

そして、8日目にホテルをチェックアウトして、その日から自宅隔離に入ります。

ホテル隔離については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください

 

入国〜ホテル隔離までに注意するポイント

注意するポイント

  • 準備する書類は英語で記載されているものにする
  • 預け入れ荷物は到着した日には受け取れない

 

準備する書類は英語で記載されているものにする

入国するときに必要な書類は、すべて英語で記載されているものを準備しなければなりません。

ホテルの予約確認であれば、基本的には英語で記載されているでしょう。

 

ただ、PCR検査を日本で受けた場合、陰性証明書の表記は希望しなければ日本語で書かれています。

そのため、海外渡航用の英語表記の陰性証明書を発行してもらえる病院やクリニックで、PCR検査を受けるようにしてください

 

預け入れ荷物は到着した日には受け取れない

ホテル隔離をする場合、出発するときに空港で預け入れた荷物は、到着したときにすぐに受け取ることができません。

そのため、すぐに必要なものや1日分の着替えなどは、預け入れ荷物に入れないようにしましょう。

 

預け入れ荷物は次の日以降に、以下の方法で受け取ることができます。

預け入れ荷物の受け取り方法

  • 知り合いに空港に取りに行ってもらう
  • 隔離が終わったら自分で取りに行く

 

知り合いに空港に取りに行ってもらう

自分はホテルから出ることができませんが、知り合いに空港まで取りに行ってもらい、さらにホテルまで届けてもらうことができます。

僕も知り合いにお願いして、入国から2日後に荷物を取りに行ってもらいました。

 

荷物のタグの写真があれば、本人ではなくても荷物を受け取ることができます。

そのため、あらかじめ預け入れる荷物と、チェックイン時にパスポートなどに貼られる荷物のタグシールの写真をスマホで撮っておきましょう

そして、空港まで荷物を取りに行ってくれる知り合いに送ってください。

 

隔離が終わったら自分で取りに行く

空港まで荷物を取りに行ってくれる知り合いがいない場合は、隔離期間が終わるまで待ってから自分で取りに行きます。

 

モンゴルに入国するときの隔離期間は、ホテルと自宅で14日間です。

そのため、隔離後に預け入れ荷物を取りに行く場合は、14日間のうちに必要な荷物を飛行機内に持ち込まなければなりません。

 

14日間分の荷物というと、ちょっと大変です。

できれば、知り合いに取りに行ってもらえるように準備しておきたいですね。

 

ワクチンを2回接種してからの渡航が望ましい

 

モンゴル入国〜ホテル隔離までの体験談を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ここで今回の重要なポイントをおさらいしておきましょう。

この記事のポイント

  • モンゴル到着からホテル隔離まで厳戒態勢で移動する
  • 入国に必要な書類は英語で記載されているものを用意する
  • ホテル隔離の場合、預け入れ荷物は入国日に受け取ることができない
  • 預け入れ荷物は隔離後に自分で取りに行くか、知り合いにお願いする
  • すぐに必要なものは預け入れ荷物には入れないようにする

 

今回紹介したように、モンゴルでは海外からの入国者に対する新型コロナ感染対策がかなり徹底されていました。

それでも国内では感染者が多いので、モンゴルへの渡航を考えている人は、今後も常に最新の情報を確認するようにしましょう。

 

ワクチンを2回接種していれば、ホテル&自宅での隔離が必要ないので、できればモンゴル渡航前にワクチンを接種できるといいですね。

 

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