ビエンチャンで自転車に乗るときに注意することは?長袖の服やサングラスも必須!
ビエンチャンで自転車に乗るときは、交通事故や盗難に気をつけなければなりません。熱中症やスコール対策も必要。夜は暗くて危ないのであまり自転車に乗らないほうがいいですよ!
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ビエンチャン観光では自転車のレンタルがおすすめ!
ビエンチャンの街にはバスが走っていたり、乗り合いバス(ソンテウ)やトゥクトゥク、バイクタクシーもありますが、慣れていないと乗りこなすのは難しいです。
やはり、ビエンチャンの街をまわるなら自転車かバイクのレンタルが便利。
特に、気軽に借りれて乗りやすい自転車が1番おすすめです。
そこで今回は、ビエンチャンで自転車に乗るときに注意すべきことを紹介します。
ビエンチャンに観光やビザ取得目的で訪れる人に役立つと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください!
自転車をレンタルするときに注意することは?
レンタルショップには、きれいでちゃんと整備のしてある自転車ばかりが置いてあるとは限りません。
オンボロの自転車やブレーキが壊れているものもあります。
なかには日本から運ばれてきたであろう、「〇〇高校」という通学証明シールが貼ってある自転車もいくつかありました。
そこで、まずレンタルショップを選ぶときは、並んでいる自転車がしっかりと整備されていてきれいであるかを確認することが大事です。
そして、渡された自転車やバイクが汚かったり古すぎるようなものであれば、別のものに交換してもらいましょう。
必ず出かける前に故障箇所がないか、タイヤに空気が入っているか確認するようにしてください。
レンタルするときのポイント
- 自転車やバイクがきれいで、しっかりと整備されているお店でレンタルする
- 出かける前に故障していないこと、タイヤに充分な空気が入っていることを確認する
自転車に乗るときに注意することは?
さて、自転車をレンタルしていよいよビエンチャンの街をまわるわけですが、日本の道路の感覚で自転車に乗ってはいけません。
ビエンチャンでは自転車に乗るときに気をつけなければならないことがいくつかあります。
自転車に乗るときの注意点
- 交通ルールがゆるいので危険
- 道がきれいじゃないのでパンクしやすい
- 自転車の盗難が多い
- ひったくりが多い
- 雨季には突然のスコールがある
- 夜はあまり乗らないほうがいい
交通ルールがゆるいので危険
ビエンチャンでは交通事故がとても多いです。
ラオスでは日本でいうところの交通ルールはあってないようなもの。
バイクの3人乗り、逆走、無灯火、信号無視などのいろいろな交通違反を見ることができます。
ウィンカーやミラーが壊れていても気にせず、小学生がバイクに乗っているのも当たり前。
つまり、ビエンチャンの道路は交通ルールがゆるく、危険なドライバーが多いということです。
そのため、自転車に乗るときも十分に注意しなければなりません。
たとえば、ラオスでは車両は右側通行なので自転車も右側を走りますが、左側を走ってくるバイクもいます。
ほかの車やバイクが安全運転するだろうと信用しすぎずに、まわりに気を配りながら自転車に乗りましょう。
道がきれいじゃないのでパンクしやすい
ビエンチャンの道路にはいろいろなものが転がっています。
そのため、自転車のタイヤがパンクすることが多いです。
僕がビエンチャンで自転車に乗っていてパンクしたのは約1年間で4〜5回ほど。
そのうち2回はタイヤも交換しました。
ただし、ビエンチャンの街なかにはバイクの修理屋さん(自転車も直せる)がそこら中にあるので、もしパンクしてしまっても焦らなくて大丈夫です。
ラオス語が話せなくても、空気の抜けたタイヤを見せればパンク修理してもらえます。
また、修理費もかなり安いです。
僕がよく利用していた修理屋さんの費用は以下のとおりです。
自転車の修理費
- パンク修理:5000キープ(約58円)
- タイヤ交換:5万〜6万キープ(約578〜693円)
- 空気入れ(片方):1000キープ(約11円)
ほかにお客さんがいなければササッと直してくれるので、パンクしたら近くの修理屋さんに行ってみてください。
自転車の盗難が多い
ビエンチャンは自転車もバイクも盗難が多いので気をつけなければなりません。
対策としては、バイクや自転車のカギは必ずかけること。
できれば強固なチェーンロックやワイヤーロックを、ほかのものとくくりつけるようにしましょう。
また、できるだけ管理人がいる有料の駐輪場を利用すること。
バイクがズラッと停められている駐輪場は、自転車も止めることができます。
自転車の駐車料金はだいたい3000キープ(約34円)。
その辺に停めておいて盗まれてしまったときの、レンタルショップへの弁償代は30万キープ(約3400円)くらい。
絶対駐輪場に停めたほうがいいですよ。
「ちょっとコンビニに寄るだけだから」などと思って油断してはいけません。お店の前で狙っている人もいますからね。
ひったくりや路上強盗が多い
外務省のホームページでも紹介されていますが、ビエンチャンではひったくりや路上強盗が発生しています。
犯人グループはバイクや車に乗っているので、歩いているときだけでなく、自転車に乗っているときも被害にあう可能性はあります。
対策としては、盗まれないようにするというよりは、狙われないようにするのがいいです。
高価なものを身につけたり、現金をたくさん持ち歩いているのを見られたりすると狙われやすくなります。
自転車で移動するときは、貧乏旅行者を装ったほうがいいかもしれませんね。
犯人グループは拳銃や刃物を持っているのでとても危険です。
もしひったくりや強盗にあっても、決して抵抗しないようにしてください。
雨季にはスコールがある
ラオスの雨季は5〜10月ごろ。
この時期には毎日のように、雨や雷をともなうスコールが発生します。
ただし、雨も風も長くても1時間くらいで止みます。
スコールの間は屋根のあるところで雨宿りするしかありません。
スコールのときは急に大雨が降り出すので、雨が降り出してから雨宿りする場所を探しても遅いです。
その間にビショビショになってしまいます。
温い風が吹きはじめたら、雨が降り出す前に自転車を停めてカフェに入っておくのがいいでしょう。
夜はあまり乗らないほうがいい
ビエンチャンの夜の道路は危険がいっぱい。
街灯がない道も多いので暗くなってから自転車に乗るのはあまりおすすめしません。
ここでは、僕が実際に体験した夜道の自転車でのトラブルを紹介します。
夜道の自転車トラブル
- 道に穴ぼこが空いている
- 段差に気がつかない
- 犬が道端で寝ている
- ナンパされる
道に穴ぼこが空いている
いきなり道に直径50センチくらいの穴ぼこが空いていました。
道路に穴があいていることはそれほど珍しくはありませんが、街灯がなく水が溜まっていたので発見が遅れました。
それでもギリギリで回避することができましたが、避けれなければ転倒・パンクしていたと思います。
段差に気がつかない
暗い道で段差に気がつかずに転倒しました。
まわりに車も人もいなかったので僕が小さなケガをしただけで済みましたが、後ろから車が来ていたり近くに人がいれば大きな事故につながってしまったかもしれません。
犬が道端で寝ている
ビエンチャンでは犬がそこら中で寝ています。
1度暗い道で犬のしっぽを思いっきり轢いてしまいました。
犬は驚いてダッシュで逃げていきましたが、好戦的な犬であれば襲われていたかもしれません。
夜道では犬にも注意しましょう。
ナンパされる
夜に自転車に乗っているとナンパをよくされます。
車に乗っている男性やバイクに乗っているレディボーイから声をかけられることが多いです。
僕の場合はスパッと断りますが、いきなり声をかけられて恐怖を感じる人もいるかもしれません。
声をかけられ、断ってもそのままついて来られたこともあります。
夜になったらたとえ自転車でも、1人で出かけるのはおすすめしません。
暗くなってホテルから出る用事がある人は、以下のことを心がけましょう。
夜出かけるときに心がけること
- 人通りの多い道を通る
- 複数人で移動する
- バイクを利用する
自転車に乗る前に用意しておくものは?
ビエンチャンで自転車に乗るときは、暑さ・日差し・スコール・砂ぼこりの対策をしなければなりません。
特に、観光スポットをまわるときなど、長時間自転車に乗る場合には以下のグッズを用意しておくのがおすすめです。
自転車に乗るときに用意するもの
- 飲み物
- 長袖の服
- 日焼け止め
- サングラス
- レインコート
- マスク
飲み物
ペットボトル1本くらいは持っておいたほうがいいです。
汗をかいて水分補給をしないと脱水症状になってしまいますからね。
ホテルの部屋に水が置いてあればそれを持っていく、もしくはコンビニで買って持っていくようにしましょう。
長袖の服
東南アジアの紫外線量は日本の3〜4倍ともいわれているので、日本では気にしない人でもラオスでは日焼け対策は必要です。
そこで、サッと羽織れるような長袖を1枚持っておきましょう。
日焼けをしたくないラオス人は、どんなに暑くても外出をするときは長袖を着ています。
また、ラオスの屋内はクーラーが効きすぎていて寒く感じるので、休憩でカフェなどに寄るときも必要になります。
日焼け止め
自転車に乗って汗をかくと日焼け止めは流れてしまうので、こまめに塗り直したほうがいいです。
そもそも日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直すのがいいそうなので、自転車に乗らない場合でも持ち歩いたほうがいいですね。
サングラス
なくても大丈夫ですが、あったほうが便利です。
もちろん紫外線対策のため。
目を紫外線から守るために、長時間日差しの下にいるときはサングラスを着用したほうがいいですよ。
レインコート
スコール対策です。
急に雨が降り出して近くに雨宿りできる場所がないときは、すぐに着れるレインコートが必要になります。
日本で買い忘れてしまった場合でも、現地のコンビニなどで買うことができます。
雨季にビエンチャンを訪れるときは、レインコートを1着持っておくことをおすすめします。
マスク
ビエンチャンの街なかでも、舗装されていない赤土の道路があります。
そのため、乾燥している風の強い日には、土ぼこりが舞うことも。
ラオス人の多くも、バイクや自転車にのるときにはマスクをつけています。
また、近年ではビエンチャンの街なかを走る車が多くなってきたので、排気ガスによる大気汚染も懸念されるようになりました。
気になる人はマスクを着用するようにしましょう。
ビエンチャンにある日本語で医療を受けられる病院を紹介!
もしも自転車で転んでケガをしてしまったとき、病院でラオス語で治療を受けるのは不安ですよね。
そこで、日本語で治療を受けられるビエンチャンの病院を紹介します。
日本人が期待するレベルの医療を受けられる病院は2か所
①French Medical Centre
ビエンチャンにある外国人がよく利用している病院です。
ここは日本人の医師が勤務いています。
緊急時に日本語で状況を説明できるのは有りがたいですね。
支払いは現金で、クレジットカードには対応していないそうです。
一部の海外旅行保険を利用できます。
②Alliance International Medical Centre
ビエンチャンの空港近く、HONDAコンプレックスの敷地のなかにある総合病院です。
日本人の看護師が勤務しているので、治療から会計まで日本語通訳サービスを受けることができます。
また、クレジットカードでの支払いが可能です。
事前に相談しておけば海外旅行保険が適応される疾患であれば、キャッシュレスで治療を受けられる場合もあります。
LINEでも問い合わせることができるので、ビエンチャンに行く前にチェックしておくといいかもしれません。
ビエンチャンに旅行に行くなら海外旅行保険に入ろう
安心してビエンチャン観光を楽しむためにも、もしものときに備えた海外旅行保険は必要です。
たとえば、ラオスの病院では対応しきれない大ケガや病気にかかったとき。
近隣の国の病院に搬送され、高度医療やチャーター機など高額な費用が発生してしまう可能性があります。
僕の場合は海外旅行に行くたびに海外旅行保険に加入するのではなく、クレジットカードに付帯している海外旅行保険で済ませています。
クレジットカードによっては海外旅行保険が無料付帯されており、日本を出国してから90日(3か月)までの旅行中のトラブルを補償してもらえます。
みなさんも海外旅行保険に加入するときは、まず持っているクレジットカードに海外旅行保険が付帯されていないか確認しましょう。
その上で、カード付帯の保険の補償内容だけでは不安だという人は、プラスで海外旅行保険に加入するのがおすすめです。
ビエンチャンでレンタル自転車を乗りこなし充実した時間を過ごす
ビエンチャンで自転車に乗るときに気をつけることを紹介しましたがいかがでしたか?
重要なポイントは以下のとおりです。
安くて気軽に借りることができるビエンチャンのレンタル自転車ですが、楽しい時間を過ごすために気をつけるべきことをたくさん紹介しました。
旅にトラブルはつきものですが、できれば事前に回避しておきたいですよね。
そのためにも、事前の情報収集や準備をしっかりして、ビエンチャンで充実した時間を過ごせるようにしましょう!
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