ローカル食堂は安くてボリュームたっぷり!ウランバートルの食堂の特徴や注意点を紹介!
ウランバートルでは観光客がよく利用するようなレストランと違い、ローカル色の強い食堂は少し入りにくいかもしれません。
でも、ガイドブックやスマホの写真で指差しで注文すれば意外と簡単。
モンゴル語が話せなくても食堂は利用できるんです!
そこで今回は、ウランバートルの食堂で食べられるおすすめのモンゴル料理や、食堂を利用するときの注意点を紹介します。
ウランバートルに訪れる機会がある人は、ぜひ参考にしてみてください!
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ウランバートルの食堂の特徴とは?
食堂を見つけるときは看板に注目
ウランバートルの食堂は見た目ではわかりにくいことが多いです。
そのため、食堂を探すときは看板文字に注目しましょう。
モンゴル語での食事や食堂を意味する言葉はいくつかあるので、ここで紹介しておきます。
食堂の呼び方
- ЗООГ(ゾーク):食事
- ЗООГИЙН ГАЗАР(ゾーギーン・ガザル):軽食堂
- ГУАНЗ(ゴアンズ):食堂
- ЦАЙНЫ ГАЗАР(ツァイニー・ガザル):食堂、喫茶店
※看板には大文字で書かれていることが多いので、大文字で紹介してあります。
見た目で食堂かどうかわかりにくいときは、これらの言葉が書いてあるかチェックしてみましょう!
食堂の特徴は安さとボリュームの多さ
ウランバートルの食堂の特徴は2つあります。
1.手頃な価格
5000MNT(約200円)でお腹いっぱいになり、10000MNT(約400円)もあればお店で1番高い料理を食べられる。
手頃な価格で定番のモンゴル料理を味わうことができるんです。
2.ボリュームの多さ
ふつうに頼んでも日本でいうと大盛りぐらいの量。
モンゴル人男性でもよく残している光景を見かけます。
少食な人は1人前を食べきるのが大変かもしれません。
食堂の特徴
- 手頃な価格で食べられる
- 1人前のボリュームが多い
食堂での食事の簡単な流れを紹介!
ウランバートルの食堂で食事をするときの簡単な流れを確認しておきましょう。
食堂での食事の流れ
- カウンターで注文する
- 料理ができあがったら自分で取りに行く
- 支払いは食後にレジで
1.カウンターで注文する
食堂では基本的にカウンターやレジで注文します。
メニューはモンゴル語で書かれており、料理の写真も載っていないことが多いです。
ガイドブックやスマホで写真を指さしながら注文すると簡単ですよ!
2.料理ができあがったら自分で取りに行く
注文をしたあとは席で待ちますが、できあがった料理は自分でカウンターまで取りに行きます。
料理ができあがったタイミングで店員さんが呼んでくれたり、合図してくれるはずです。
もしくは料理名を叫んでくれますので、そのタイミングで受け取りに行きましょう。
小さな食堂の場合は席まで運んでくれることもあります。
3.支払いは食後にレジで
支払いは食後にレジで行います。
ただし、お店によっては注文するときに一緒に支払いをすることもあります。
注文したときに代金を言われたらそのタイミングで支払いをしましょう。
ちなみにウランバートルではキャッシュレス化がかなり進んでいるので、食堂ならまず間違いなくカードでの支払いが可能です。
お店によって多少ルールが違うこともありますが、基本的な流れはこんな感じです。
意外と簡単そうですよね!
食堂を利用するときの注意点は?
ウランバートルの食堂に行くときには気をつけなければならないことがいくつかあります。
食堂を利用するときの注意点
- 英語は通じないものと考えておく
- スプーンやフォークは使用前に拭く
- 注文しても作れないことがある
- 価格が変わっていることがある
英語は通じないものと考えておく
英語がペラペラなモンゴル人は意外と多いですが、食堂では英語は通じないものと考えておいたほうがいいと思います。
また、発音も難しいためツォイワンやウンドゥグテ・ビーフシテクスと注文しても、伝わらないことがあるかもしれません。
僕はボダータイ・ホールガを注文したはずが、ミートボールが出てきたことがあります。
そのため、モンゴル語がわからないという人は、スマホやガイドブックで写真や料理名を見せながら指差しで頼んでみましょう。
僕も食堂を利用し始めたころは、スマホの写真を見せて注文していました!
スプーンやフォークは使用前に拭く
ウランバートルでは煮沸すれば水道水を飲むことができるものの、そのまま口にするのはよくありません。
しかし、食堂では洗い終わったあとの食器に水道水が残っていることがよくあります。
そのため、スプーンやフォークを使う前に紙ナプキンなどで拭くようにしてください。
水道水を飲むことができない国で外食をするときには食器に気をつけるようにしましょう!
ちなみにモンゴル人のなかには、ちゃんとしたレストランでも食器を紙ナプキンで拭く人もいれば、水道水をそのまま飲んでしまうような強者もいます。
売り切れていることがある
ウランバートルの食堂ではメニューに載っていても、「今日はない」といわれることがよくあります。
あるときには、たくさんあるメニューのなかで「今日は3種類しかない」といわれたことも。
特にツォイワンは3回頼んでも1回くらいしかありません。
人気があるので早い時間に売り切れてしまうんだと思います。
そのため、食堂に行くときは食べたいものの候補を3つくらい選んで行くといいでしょう。
注文のときに「今日はない」といわれても、焦ることなく「それならコレは?」と返せますからね。
価格が変わっていることがある
ウランバートルの食堂では、数か月で料理の価格が上がったことが何度かありました。
料理の価格変動例
- ツォイワン:6000MNT→6500MNT→7000MNT
- ボダータイ・ホールガ:5000MNT→6000MNT
- ゴリヤシ:8500MNT→9000MNT
ツォイワンは短い期間で2回にわたり500MNT(約20円)ずつ、ボダータイ・ホールガにいたっては一気に1000MNT(約40円)も値上げしました。
料理の価格高騰には、ガソリンや野菜の価格が関係しているそうです。
2021年秋にはモンゴルでガソリン不足によるガソリン価格の高騰が起きています。
また、同じように野菜も少し値上げしました。
その影響で食堂の料理も少し価格が上がったということですね。
そこで、価格が上がってもメニューの表記は変わっていないことがあるので注意してください。
実際に、僕も会計のときに知らされたことがありました(レジの横のメニュー表だけは変わっていました)。
僕がよく行く食堂では、料理だけではなくお持ち帰り用のプラスチックの器の価格も500MNTから800MNTに変わっていましたよ。
まとめ:定番のモンゴル料理を味わうなら食堂で!
ウランバートルの食堂の特徴や行くときに気をつけることを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ここで今回の重要なポイントをおさらいしておきましょう。
この記事のポイント
- ウランバートルの食堂は比較的安くてボリュームたっぷり
- カウンターで注文し、料理できあがったら自分で取りに行く
- 基本的に食堂では英語は通じないものと考えておく
- 衛生面を考慮してスプーンやフォークは使う前に拭く
- 売り切れていて注文しても断られることもある
店内の雰囲気や衛生面が気になるという人は、料理のお持ち帰りもできるので、そちらの方が安心かもしれませんね。
モンゴルの定番料理を味わいたいなら、やはり手頃な価格で利用できる食堂がおすすめです。
ぜひ、ウランバートルのローカル食堂に行ってみてください!