【タイ旅行】10バーツは大事に使え!硬貨がないと洗濯できない!?
初めてタイに旅行に行く人が知らなければならないルールや知識はいくつかありますが、10バーツの大事さもその一つ。
この記事のタイトルは「10バーツは大事に使え!」ですが、これはお金を大事に使いましょうという意味ではありません。
実はタイで旅行・生活するなかで、10バーツ硬貨しか使えない場所があるんです。
そこで今回は「タイ旅行で10バーツ硬貨を大切に使う理由」について解説していきます。
これから初めてタイへ旅行に行くという人は、ぜひ最後まで読んでみてください!
- タイ旅行に行く前に読んでほしい!
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タイの通貨の種類は?
まずはタイの紙幣と硬貨の種類を覚えておきましょう。
通貨の種類
紙幣
- 1000バーツ
- 500バーツ
- 100バーツ
- 50バーツ
- 20バーツ
硬貨
- 10バーツ
- 5バーツ
- 2バーツ
- 1バーツ
- 50サタン(1/2バーツ)
- 25サタン(1/4バーツ)
この中で旅行者がよく使うのは、100バーツ紙幣、20バーツ紙幣、5バーツ硬貨、1バーツ硬貨といったところでしょうか。
今回のタイトルにもある10バーツ硬貨は、なぜかあまり手元に回ってきません。
おつりが10バーツのときでも、5バーツ硬貨2枚で渡されることがあるくらいです。
そのくせ、10バーツ硬貨はけっこう使いやすい。
初めてタイ旅行に来たときは買い物などですぐ使い、簡単に10バーツ硬貨を手放してしまいます。
なぜ10バーツ硬貨は簡単に使ってはいけないの?
なかなか手に入れられない10バーツ硬貨ですが、軽々しく使ってはいけません。
なぜなら、タイでは10バーツ硬貨しか使えない状況があるからです。
コインランドリーは10バーツ硬貨しか使えない!
タイ旅行中に洗濯をしたい場合、コインランドリーを使うことがあると思います。
ホテルやゲストハウスに洗濯機が設置されていることが多いですし、街なかを歩いていると見かけることもあるでしょう。
だいたい1回30バーツ(約120円)とか40バーツ(約160円)で利用できますし、洗濯したくなったら気軽にできそうですよね。
しかし、実際はそう簡単にはいきません。
なぜなら、タイのコインランドリーは10バーツ硬貨しか使えないことがほとんどだからです。
ふつうにタイ旅行をしていたら、財布のなかに10バーツ硬貨が3枚も4枚も入っていることなんてまずありません。
完全に初見殺しです。
さらに、乾燥機が併設されていることもありますが、もちろん使えるのは10バーツ硬貨のみ。
タイのコインランドリーは意外と使用難易度が高いんです。
BTSの旧券売機は硬貨しか使えない!
BTSとは
Bangkok Mass Transit Systemの略で、通称「スカイトレイン」と呼ばれる高架鉄道のこと
BTSはおそらくバンコクに訪れる旅行者にとって、もっとも利用する機会の多い乗り物。
渋滞の多いバンコクではバスやタクシーよりも、運行本数が多く道路の上を走るBTSの方が便利です。
しかし、このBTSに乗るときにも硬貨がとても大事になります。
チケット購入には硬貨が必要?
BTSのチケットはチケットオフィスか券売機で買うことができます。
チケットオフィスでは紙幣を使うことができますし、行きたい駅名を伝えるだけで運賃を教えてくれるので簡単です。
もう一つの方法が券売機。
タッチパネル式で英語表示にもなるので、こちらも簡単に利用できます。
このタッチパネル式券売機には新型と旧型があります。
タッチパネル式券売機医の種類
- 新型:紙幣と硬貨が使える
- 旧型:硬貨のみ使える
運賃は最大59バーツにもなるのに、なんと旧型が使えるのは硬貨のみ。
そして、設置台数は旧型の方が多く、旧型の券売機しか設置されていない駅もあります。
そんなときは、10バーツ硬貨が力を発揮してくれます。
チケットオフィスは混雑時には行列ができていることもしばしば。
硬貨を持っていないとこの列に並ばなければならず、乗車までに時間がかかってしまいます。
とっておくのは10バーツ硬貨だけで大丈夫?
ここまで10バーツ硬貨の重要性を説明してきましたが、とっておくのは10バーツ硬貨だけでいいのでしょうか?
個人的には10バーツ硬貨以外の硬貨と紙幣もバランスよく持っておいたほうがいいと考えています。
ちなみに、50バーツ紙幣もあまり手元に回ってこないので、1枚くらいは使わずに持っておくといいでしょう。
小額紙幣はチップにも使いやすいよ!
お釣り不足で紙幣が使えないときもある!
タイではタクシーや屋台などで大きい額の紙幣で料金を払うと、「おつりがない」といわれてしまうことがあります。
個人で営む食堂や商店なんかでも、高額紙幣での会計が続いてしまうと、お釣りが切れてしまうんですね。
こういうときには小額の紙幣や硬貨があったほうがいいです。
硬貨をたくさん持っていると重いというので、なるべく減らしたいという気持ちもわかります。
しかし、硬貨を使う場面は意外と多いので、旅行中は少しは持っておいたほうがいいのではないでしょうか。
余った硬貨も最終的にはコンビニで使い切れる!
日本の1円や5円、10円とは違い、1バーツや5バーツ、10バーツは使いやすいです。
タイ旅行の最後に硬貨や20バーツ紙幣が余っていたとしても、コンビニでお菓子や飲み物なんかを買うことで使い切ることができます。
お菓子も飲み物も10バーツ以下で手に入りますし、ヤードムなどの小さいお土産だって30バーツ前後ですからね。買えちゃいます。
日本に帰る前にはコンビニに寄って硬貨や小額紙幣を使ってしまいましょう!
まとめ:10バーツ硬貨はここぞのときに使おう!
タイ旅行で10バーツ硬貨を大切に使わなければならない理由を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ここで、今回の記事の重要な点をおさらいしておきましょう。
この記事のポイント
- コインランドリーは10バーツ硬貨しか使えない
- BTSの旧式券売機は硬貨しか使えないので10バーツ硬貨が大事になる
- 10バーツ硬貨以外も小額紙幣はバランスよく持っておくといい
- 旅の終わりに余った硬貨・小額紙幣はコンビニで使い切る
タイでゲストハウスに泊まっていると、「10バーツを持っていたら交換してくれないか?洗濯できなくて困っているんだ!」と頼まれたことが何度もあります。
しかし、意識して貯めていれば、10バーツ硬貨を集めていくのはそこまで大変ではありません。
手に入ったら簡単に使わなければいいだけです。
お財布のほかに、10バーツ硬貨を入れておくための小銭入れも用意しておくといいかもしれませんね。
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